弁護士 猪野亨のブログ |

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最高裁竹崎長官の身勝手

2010.05.03 Mon

20:57:52

 最高裁竹崎博允長官は、憲法記念日の記者会見で、裁判員裁判について審理に入るまでの時間がかかりすぎている、だそうだ。(毎日新聞2010年5月2日配信
 誠にもって身勝手というほかありません。
 裁判員裁判のための準備に時間が掛かることは、当然に予測できたことではないでしょうか。
 公判期日を最小限にしてしまうため(裁判員の負担軽減だそうです。)、公判前整理手続きに時間がかかるのは当然であるし、裁判員裁判自体にもその準備に多くの時間を割かざるを得ない状況です(準備のために、裁判員裁判でない裁判に比べて2倍〜3倍はかかると報じられています。)。
 竹崎氏の物言いは、現場にだけ責任を押しつけるようなものです。
 もともと竹崎氏は、裁判員制度のために最高裁長官に送り込まれた人物ですから、そのような物言いになるのでしょうね。
 札幌地裁では、航空会社から講師を招いて接待の講習を受けたそうですが、このようなことに時間を費やさなければならないようでは、事件が滞留してしまうのも無理もないと思います。
 このような人的資源の無駄遣いである裁判員制度は一刻も早く凍結、廃止あるのみです。


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コメント

234 日本国憲法63歳の誕生日おめでとう

最高裁の長官もナンですが、昨日のNHK日曜討論に出てた千葉法相の情けなさに脱力…。
元検事総長の方がよほどに発言が明解なくらいで、元人権派弁護士も役職ついちゃうと
スポイルされてしまうんですかね。

伊藤塾長と江川氏はお見事、宇宮弁護士会会長もどうも歯切れが…
色々ありますけれど、あの場で貸与制云々はちょっと唐突すぎる感じが

235

 残念ながら、その番組は見ていないのですが、千葉法相に失望しています。
 次に失望するのは、宇都宮健児氏かな?

236 追加

 他の報道の記事によると、竹崎氏は、整理手続きの遅れについて、「審理や評議で帳尻を合わせられてはたまらない。」と述べたそうです。
 まさに現場にすべての責任を押しつけるだけのトップの姿勢。

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